公開日 2025年04月07日
南部生涯学習センターでは、当センター活動団体の「南部郷土史大学」と連携して、
毎年2回、『南部の郷土史講座』を開催しています。令和6年度の2回目を2月5日から
3月12日までの4回講座で「南部の近代史~昭和前半編~」と題して、実施しました。
本講座は、「南部郷土史大学」の学生たちの地道に調査した研究内容の報告発表の場であり、
南部郷土史大学を宣伝する場でもあります。各発表者の個性的な解釈や見方が、受講者たちの
歴史探索への意欲や興味を高めると共に、月1回発行している「南部郷土史大学だより」の
ファン獲得にもつながっている南部センターの特色ある講座となっています。
今回のシリーズでは、昭和時代前半に焦点を当て、震洋の掩体壕と白菊のエンジンなど、
昭和を語るときに避けて通れない「戦争」というキーワードを基に、今も静岡に残る戦争に
向かう時代の遺産や痕跡について学びました。アンケートでは、あまり語られない戦争の跡を
始めて学んだ、知らなければ知らないで終わってしまうことなく後世に伝える必要がある等
戦争の悲惨さを忘れてはいけないことを再確認する講座となりました。
令和7年度も『南部の郷土史講座』は、南部郷土史大学との共催で、夏冬2回、開催予定です。
第1回目は、7月に「南部の近代史~昭和後半編~」と題して、実施します。
他にも、5月から7月にかけて「やさしい日本語ってなに?」や「楽しく学ぶ百人一首」、
「デジタル一眼レフを使いこなそう」など、楽しい講座を実施していく予定です。
興味のある講座が見つかりましたら、どしどし、ご参加ください。 (Y.T)