長田生涯学習センターでは、5月17日(土)に「しずび出前講座 浮世絵にみる江戸の猫ブーム　飼い猫、化け猫、招き猫!」を開催いたしました。
　静岡市美術館の学芸員を講師にむかえ、文献や絵画を基に、人と猫の関わりや猫の持つ役割の変遷、日本画・浮世絵に登場する猫についての説明やその見どころを解説していただきました。
　幕末は文学や浮世絵も「東海道五十三次」にまつわる作品も多く、猫が登場する浮世絵の中には、丸子宿(宇津の谷・つたの細道)にまつわる猫の浮世絵があることも紹介され、受講者からは驚きの声があがりました。
　丸子にほど近い当センターでこの講座を開催したことに不思議なご縁を感じました。
講演後には多くの人が前に集まって講師へ質疑応答を行い、受講者の関心の高さがうかがえました。

　長田生涯学習センターでは静岡市歴史博物館の学芸員をむかえて、地域の歴史をひも解く講座も今秋に開催予定です。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。(J.S)