親子紙すき体験とランプシェード作り

公開日 2025年06月17日

 北部生涯学習センターでは、5月24日、6月7日に郷島の秘在寺にある「冷泉手漉き和紙工房」へ行き「親子紙すき体験とランプシェード作り」を開催しました。

 昨年は、親子ではがきサイズの和紙を作る紙すきと、網戸に和紙の材料を流した後に絵の具で模様をつける游楽紙作りを体験しました。

 今年はそれに加え、新たな試みとして游楽紙を使ったランプシェード作りに挑戦しました。

 講師は郷島冷泉和紙同好会のメンバーが務めました。

 1日目の紙すき体験は和紙の厚みを均一にするのが難しく大変そうでしたが、講師のサポートで、概ね均一な和紙を作ることができました。游楽紙作りでは、出来上がりを想像して、親子で色の組み合わせを考えて試行錯誤している姿が印象的でした。

   紙すき1 紙すき2

 

 2日目のランプシェード作成では、講師が游楽紙を配ると、早速、大きさを相談して作業に取り掛っていました。 

ランプシェードは游楽紙を貼ったクリアファイルを筒状にし、中にLEDランプを置くと完成です。

できあがった後、ランプを灯すと「すごくきれいに模様が浮き出ている」と歓声が上がっていました。

  紙すき3

 

 またランプにセロファンをかぶせて光の色を変えることで、ランプシェードは、また違った印象となり、こどもたちはいろんな色のセロファンを試していました。

 

 アンケートには「和紙のはがきで友達に早く手紙を書きたい」「游楽紙に絵の具で模様をつけるのが楽しかった」等の声が寄せられ、地元の伝統文化に関心を持つ機会を提供することができました。

 北部生涯学習センターでは、この夏、親子で体験しながら楽しく学べる様々な講座を企画しています。ぜひチェックしてみてください。(T.H)

ページトップへ戻る