公開日 2025年10月13日
長田生涯学習センターでは、9月27日(土)に静岡市歴史博物館講座「丸子川に関するはなし」を開催しました。
長田地域の方の受講が多かったですが、市外からご参加の方もいて、安倍川のみならず丸子川も広く関心をもたれている川であることが感じられました。
講座は、丸子川流域にある長田地域の歴史を中心に展開されました。縄文時代から人が住んでいたことを示す遺跡や、奈良時代の帳簿に「おさだ(他田)」という名前がすでに登場していたことなど、長田地域の古くからの歩みが紹介されました。
長田地域は広い範囲ですが、「長田」という名前が使われている地名はどこにもなく、また、奈良時代から明治時代に「長田村」ができるまでの約1000年間、「おさだ」という呼び名も使われていなかったそうです。使われていなかったその理由はまだはっきりしていないとのことでした。
講座の終わりには、参加者から講師への質問が次々と飛び出し、みなさんの関心の高さや知的好奇心がとてもよく伝わってきました。
時代を重ねてきた長田地域にある長田生涯学習センターでは、これからもさまざまな講座を開催いたします。講座や詳細は当ホームぺージの「講座情報」からご確認ください。(J.S)