北部生涯学習センター美和分館では、12月16日(火)に「大人のための 絵本読み語りの会」を開催しました。

 

絵本には、赤ちゃん向け遊び絵本から、大人でも楽しめるお話まで様々な種類があります。

しかし、絵本を読むイベントとなると、大半が子ども向けのもの。そこで、絵本が好きな大人も楽しめるようにと、今回の読み語り会を企画しました。

 

読み語りをしてくれたのは、当センターの講座「大人から大人へ 絵本の読み手養成講座」で養成した12人の読み手です。

10月から全6回の講座を通して読み語りの技を磨き、読み語り会を迎えました。

 

ある方は、子どもの頃を思い出すような心温まるお話を。

ある方は、思わず笑顔になってしまうユーモアあふれるお話を。

ある方は、社会の在り方を考えさせられるような寓話を。

それぞれの持ち味を活かして、読み語ってくれました。

 

参加したみなさんも一様に聞き入り、大きな拍手を送っていました。

「なつかしく聞いていて、心がいやされました」「大人の絵本講座、胸に響きました」と喜びの声も寄せられました。

また、読み手の皆さんも子ども向けとは違う聞き手の反応に、大きな手ごたえを感じていたようです。

皆さんも「絵本はこどもだけのもの」と思わずに、時には図書館や書店の絵本コーナーをのぞいてみてはいかがでしょうか。

 

当センターでは、継続的に絵本の読み手を育成する事業を実施しています。

興味のある方は、ぜひお問い合わせください。

                                                                                                                             (M.S)