小さな命と大きな環境 ―地元麻機からみる自然のカタチ―

公開日 2026年04月12日

沼地に入っての攪乱作業3/14 あさはた緑地の散策 麻機遊水地の地史を学ぶ

 東部生涯学習センターでは、麻機ウェットランドクラブとの共催講座「小さな命と大きな環境 ―地元麻機からみる自然のカタチ―」を開催しました。2月15日(日)、22日(日)、3月14日(土)の全3回を通じ、麻機遊水地に息づく生態系と自然環境の保全について、座学・フィールドワーク・実作業という三つの切り口で学びを深めました。

 第1回は、麻機の大地がどのように形づくられてきたかを、土地の歴史(地史)の観点から紐解く内容でした。地形や土地利用の変遷を丁寧にたどることで、参加者の皆さんは「今ある自然」の成り立ちを改めて見つめ直すことができたようです。続く第2回は麻機遊水地へ出かけ、河川の氾濫が生み出したユニークな湿地環境と、そこに息づく動植物を観察しました。講師の解説に耳を傾け、「あ、これが!」と驚きの声があがる場面もあり、目の前の草花が一気に意味を持つ存在へと変わる、気づきの連続となりました。 そして、第3回はいよいよ、湿地環境を維持するための攪乱(かくらん)作業の体験です。胴長(ウェーダー)を履いて沼地に入り、草刈りや天地返しといった決して楽ではない作業に挑みました。それでも受講者の皆さんは汗を流しながら黙々と、そして笑顔で取り組んでくださいました。

 受講者からは「3回とも学びがあり、麻機の自然に触れることができて良かった」「疲れましたが貴重な体験をしました」という嬉しい声を多くいただきました。

 東部生涯学習センターでは令和8年度も、麻機遊水地や谷津山、日本平を会場にした講座を計画しています。自然の魅力あふれる静岡を知る機会として、ぜひご参加ください。(D.T.)

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