公開日 2026年07月03日
「いつも見慣れた風景も、防災という視点で見ると新たな発見があります。」
そんな気付きを得られる防災講座を開催しました。講師には、静岡大学で地理・防災教育を専門とする山本准教授を迎え、午前は講義、午後はフィールドワークを行いました。
午前の講義は、安倍川流域の土地の成り立ちと水害ハザードマップとの関係について。「旧河道」や「後背湿地」などの地形から地域の特性を読み解く視点や、水の集まりやすい場所、上流域を含めた流域全体を見ることの大切さなどを学びました。普段歩いている場所がかつて川だったと知った受講者からは驚きの声も聞かれ、新たな視点で地域を見つめ直す機会となったようです。また、台風の発生から河川の氾濫までを想定した「マイ・タイムライン」を作成し、受講者同士で考え方を共有することで、防災への理解を深めることができました。
午後は安倍川流域を歩き、実際の地形や土地の傾斜を観察しました。実際の地域を歩くことで、講義で学んだ内容が、より具体的な学びへとつながりました。
「自治会全戸で取り組みたい内容だった」といった感想も寄せられるなど、防災を身近なものとして考える一日となりました。今回の講座を、地域の特性を知り、自ら適切な避難行動を考えるための視点を身に付ける機会としていただけましたら幸いです。
T.Y.

