公開日 2026年08月16日
北部生涯学習センターでは、7月30日に、夏休みこども科学教室「石ころアート」を開催しました。
静岡の自然資源への観察を通して、郷土の知識を深めることができる講座です。今回は身近な「石」をテーマにしました。石について学び、学んだ後は河原や海辺から拾ってきた石の表面に好きな絵を描いて、アート作品にしてみようという、科学と芸術の両方が楽しめる盛りだくさんの仕掛けです。石好きの小学生たちが大勢集まってくれました。
前半の講義では、石の種類や成り立ちなどを、スライドを使って勉強しました。講師が「昔から、石には特別な力が宿っていると考えられていました」と説明し、12カ月の誕生石を紹介すると、参加した皆は「自分の誕生石はどれだろう?」と興味深そうに探していました。
会場には講師が持参した珍しい石や、静岡の石が載っている本なども並べられ、熱心に見ているこどもたちもいました。

講義が終わると、いよいよ作品づくりです。
三保海岸と安倍川の河原で取ってきた石がたくさん並べられ、大きさや形、色や表面の質感などを見比べて好きな石を選びます。大きな石をひとつだけ持っていく子、描きたいテーマにあわせて複数の石を組み合わせる子など、石選びの段階からそれぞれの個性が光っていました。
白い絵の具で下塗りをして、乾いたら絵の具やカラーマジックで思い思いの絵を描きます。鳥や魚など、カラフルで楽しげな絵が、石のキャンバスの上に生み出されていきました。
木の実や流木、綿やキラキラしたビーズなどの飾りも種類豊富に用意しており、土台となる木の板へ主役の石とバランスよく配置したり、絵を描いた石の上に直接貼りつけて華やかにしたりと、作品を素敵に彩りました。
講座後のアンケートでは、「色々な石があっておもしろい」「はじめて石の上に絵を描いた。楽しかった」などの感想が寄せられました。郷土の自然に目を向け、それを素材として行うアートな物作り、これからも挑戦してほしいです。場所によっては、石の採取が禁止されているところもありますので、それにはご注意を。
北部生涯学習センターでは今年度、10月にやはり鉱物をテーマとした大人向けの科学講座も開催予定です。
3回シリーズですが、各回ごとの参加が可能です。石好き、科学好きの大人の皆様、ぜひ講座情報をチェックをしてみてください。(S.H)
