静岡市生涯学習センターの概要
1. 公民館から静岡市生涯学習センターへ
静岡市(教育委員会)は、社会教育法の趣旨にのっとり公民館を設置し公民館事業を行ってきましたが、社会の要請や市民の興味が社会教育の枠を超えて少子高齢化・環境問題など社会的諸問題に対応する幅広い施設利用が求められてきました。
そこで、平成20年度より教育委員会で行われてきた社会教育から市全体で取り組む生涯学習に移行し、公民館が生涯学習施設として移行されました。
2. 指定管理者制度の導入
静岡市は、専門的知識や経験を有する民間の新たな発想で、効果的な事業を展開し、施設利用の促進と生涯学習の推進を図り、市民ニーズに対応した質の高いサービスの提供を図るため、平成21年度からの指定管理者制度導入を決め、平成21年4月1日から平成26年3月31日までの5年間、財団法人静岡市文化振興財団が、平成26年4月1日から平成31年3月31日までの5年間、公益財団法人静岡市文化振興財団が代表企業を務める、静岡市文化振興財団共同事業体が指定管理者に選定され、管理運営を担うことになりました。
3. 静岡市文化振興財団とは
静岡市文化振興財団は、平成6年に静岡市における市民の文化の振興に関する事業を行なうとともに、静岡市の設置する文化施設等の管理に関する事業を行い、もって魅力ある静岡文化の創造に寄与することを目的とする静岡市の出損する財団法人として設立されました。
これまでに生涯学習センターをはじめ、静岡音楽館、静岡市民文化会館などの文化施設の指定管理を受けています。
平成24年3月、静岡県の認可を得、同年4月1日、公益財団法人に移行しました。
4. 理念 〜生涯学習センター 3つの理念〜
- 『集まる』 市民が集まり地域に愛される場を提供します。
- 『つながる』 市民がつながる機会をつくり、まちづくりを支援します。
- 『発信する』 市民が発信する活動を支援し、自らも発信地となる場を提供します。
静岡市生涯学習センターは、多くの市民や情報が「集まる」「つながる」「発信する」
地域の生涯学習における「駅」のような機能を果たす場、
『学びの駅』を目指します。