藁科生涯学習センターでは、2月1日(土)に「ビジネスに活かす話し方!」を開催しました。当事業は、講師にはフリーアナウンサーの原田裕見子氏をお招きし、「Reまなび」として仕事に活かすコミュニケーション力や知識の向上、またスキルアップに繋げるための講座です。定員15名を大きく上回るご応募があり、関心の高さがうかがえました。
講師より、伝わりやすい声・言葉の3カ条 として「すぐわかる、よくわかる、誰にでもわかる」ということが重要で、伝わる声を出すためには「ゆっくり、はっきり、丁寧に」を心がけ、「間」と「滑舌」も意識すると印象が変わってきますとのご説明がありました。説明が一段落したところで、全員に立ち上がってもらい、緊張をほぐす意味も込めて発声練習を行いました。受講者は「アエイウエオアオ」「オアオエウイエア」を何度か声出しして、次第に大きな声を出せるようになると次に口角を上げながら発声することで、声のトーンも上がり、聞きやすい声に変っていきました。数分の発声練習で、自分に自信がついて印象が変わることに受講者は驚きとともに嬉しそうでした。
後半は「話し方、わかりやすさとは何か、緊張コントロール法」の説明の後、グループワークとして3人1グループになり、一人ずつ3分間スピーチを披露しました。初対面の受講者同士が和やかな雰囲気で楽しそうに会話も弾んでいました。グループワークの後、最後に講師より大事な3点のお話があり、受講者は皆、頷きながら興味深そうに聞き入っていました。
藁科生涯学習センターでは、今後も「Reまなび」講座等を企画して、市民の皆様のスキルアップに繋がるような講座を開催します。ぜひご参加ください。 (H.H)