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講座レポート藁科生涯学習センターでは平成25年度からの５年間で、藁科の魅力を知っていただくことを目的に藁科川流域を調査して気軽に歩けるルートを掲載した「わらしなてくてくマップ」を作成しました。今回は、葵区役所地域総務課と共催で、「てくてくマップ活用講座 葵トラベラー服西学区感動花火大会」を実施しました。バスも活用しながら新間地区を巡り、歴史と自然を感じることができました。
最初は中勘助文学記念館と見性寺に行きました。中勘助文学記念館の職員から中勘助が感じた服織の魅力、見性寺の「輔苦離往生仏(ぽっくりさん)」などの話を聞いた後、文学館とお寺を見学しました。その後は、地元自治会の協力を得て服織西学区自治会連合会の元会長が全ルートの案内と説明を担ってくれました。新間の地場産品を取り扱う「しんま路」で買い物をしたり、源田川湧水池や、自治会の方々が今回の講座のために綺麗にしてくれた道を登り、五輪塔を見に行ったりしました。最後の花火大会の会場では屋台が充実し、地域の方もたくさん集まりにぎやかなムードで始まりました。手筒花火を披露してくれたのは、手筒花火を次の世代へ受け継ぎ、里山の活性化につなげていこうと活動している「一色煙火保存会」の方々です。噴き上がる花火の勢いと、それに負けない煙火保存会の方々の芯のある出で立ちに歓声が上がっていました。花火後は打ち終わった手筒を貰える抽選会もあり、受講者の方々も抽選会に参加し、火除け・魔除け効果のある手筒を持ち帰っていました。
この講座を通して、新間地区や一色煙火保存会の手筒花火の魅力に気付いていただけたことを感じました。藁科生涯学習センターでは、来年度も「わらしなてくてくマップ」を活用した講座を行う予定です。一緒に藁科地域の魅力を発見しませんか。（S・T）
