西部生涯学習センターでは、5月12日、19日に静岡市美術館と共催で「しずび出前講座 英国キューガーデンとボタニカルアート」を開催しました。
ボタニカルアートとは、ゴッホの「ひまわり」のような芸術的なものではく、植物の特徴を捉えた精密な絵画作品です。1回目は学芸員から「ボタニカルアートとは何か」「20万点以上のボタニカルアートを所蔵している英国キューガーデン」等の概要や、「花の特徴を画家がどう描いているかを観ると良い」といった作品を観る際のポイントを聞きました。受講者の中にはボタニカルアートに強く関心をもつ方もいて、熱心に質問をしていたことが印象的でした。
2回目は事前説明を受けた後、静岡市美術館の展覧会「キューガーデン 英国王室が愛した花々 シャーロット王妃とボタニカルアート」の鑑賞をしました。各々が真剣な様子で作品をじっくり観ていました。学芸員からの解説を受けた上での見学だったため、「作品について深く分かった」と受講者から大変好評でした。
これからも静岡市生涯学習センターでは静岡市美術館と連携し、展覧会の楽しみ方を学ぶ講座を続けていきます!皆様もぜひご参加ください!(T.H)