葵生涯学習センターでは、7月18日(日)に「アース(明日)カレッジ2021」を開催しました。
「アース(明日)カレッジ」は、「誰もがセンセイ、誰もがセイト」をコンセプトに、静岡で働いている人や、県内在住の外国人、地域課題に取り組む市民グループ等、様々な場で活動している方が「センセイ」となり、魅力的な講座を開催するイベントです。
例年は2日間にわたって数十講座に及ぶプログラムを展開し、申込不要で気軽に参加できる形式で実施してきました。しかし、今年は新型コロナウイルス対策のため事前申し込み制とし、プログラムを8講座に厳選して「セイト」の皆さんをお迎えしました。
当日は、静岡に住む職人や、外国人、高校生などが「センセイ」として参加し、スリランカの文化紹介、フルーツ風鈴や光る泥だんご等のものづくり体験、フェアトレードや生物多様性について考える座学等、様々なジャンルの講座を開催しました。
子どもから大人まで幅広い世代の「セイト」が訪れ、興味を持った「センセイ」から教わる学びの機会を楽しんでいました。
また、展示コーナーにはJICA海外協力隊の活動や、赴任先の文化を紹介する資料が出展され、講座の前後に多くの方が興味深そうに眺めていました。
今回参加された「センセイ」の多くは、教える事を職業にはしていない方々です。
「センセイ」にとっては日頃の活動を多くの方に知ってもらう機会となり、「セイト」の皆さんは「センセイ」の熱意からたくさんの刺激が得られたのではないかと思います。