西部生涯学習センターでは7月に「自分だけの駿河塗下駄制作講座」を実施しました。
この講座では西部地域在住の駿河塗下駄職人を講師に迎え、
10以上ある駿河塗下駄の制作工程の中から、染絵の工程を中心に下駄づくりに挑戦しました。
1回目は事前に考えてきた図案を下駄に下書きし、2回目と3回目は銀の塗料で線を描き、
染料で色を付けました。最後に鼻緒をすげて、受講者のオリジナルの図案が映える素敵な作品が完成しました。
慣れない作業も多かったようですが、講師の丁寧な指導もあり、受講者の皆様からは
「とても楽しく参加させていただきました」「自分なりの下駄が出来てとても満足です」等のお声をいただきました。
下駄づくりの体験を通して、伝統工芸の奥深さや職人の技術の高さを知っていただく機会とすることができました。
西部生涯学習センターでは今後も静岡の伝統工芸を身近に感じていただけるような講座を企画してまいります。
ぜひご参加ください。