藁科生涯学習センターでは、8月11日、12日に小学生を対象とした講座
『わらしな子どもアートラボ 木とのこぎりで作るひみつの宝ばこ』を開催しました。
わらしな子どもアートラボは、
毎年夏休みに開催している体験型の美術講座です。
羽鳥在住の彫刻家、石上和弘さんを講師に招き、
毎年様々なテーマで開催しています。
本年度は、「ひみつの宝ばこ」をテーマに、
木とのこぎりを使って宝ばこ作りに挑戦しました。
1日目は、宝ばこの設計図を描いた後、のこぎりで木を切り、
パーツを作成するところから始めました。
講師からは、ノコギリで木を切るときには、
木材が動かないように、木と土台を固定する道具である「クランプ」を使うことや、
組み立てるときには、ビスで固定する前に
ボンドを付けて仮止めすること等、
作品を綺麗に仕上げるコツについて説明がありました。
受講者の皆さんは、のこぎりを使うコツをすぐに
つかんだようで、綺麗に木を切ることができました。
2日目は蝶番やビスを取り付け、
絵具や紙等で装飾して作品を仕上げました。
富士山の形やカエルの形、
ハートやピアノを描いたものなど、
カラフルで素敵な宝箱が完成しました。
今回の講座では、藁科図書館の職員による
「宝箱」や「木」をテーマにした
本の紹介や、絵本の読み聞かせもあり、
宝箱や木のイメージが膨らんだ二日間でした。
皆さん、完成した宝箱に
どんな宝物を入れるのかが楽しみです。(S・S)