西奈生涯学習センターでは、8月1日に「天気のふしぎ」と題し、常葉大学の山根悠介准教授を講師に招き、小学生を対象に気象について学ぶ講座を実施しました。
竜巻や台風といった身近な気象現象の紹介や、実験を通して気圧の変化や雲が発生する仕組みについて学びました。気圧の変化を感じる実験では、容器に特殊な蓋をし、中の空気を抜いて容器内部の気圧を低くすることで、蓋が開かない状態を作り出しました。受講者は実際に手に取って中身を確認したり力を込めて蓋を開けてみようと試みたりしていました。その状態が容器の中と外の気圧の差によって生じる現象であるとの解説を、受講者は関心を持って聞いていました。
実験を通し体験して学ぶことで、天気のメカニズムを身近に感じ、気象や環境への関心を育む機会を提供することができました。(Y.I)