葵生涯学習センターでは、(仮称)静岡市歴史文化施設プレ企画展事業 今日も駿府は大にぎわい!〜駿府城下町と東海道〜関連事業「歴史×演劇×まちあるき 〜渋沢栄一がやってきた!〜」を実施しました。静岡市街で渋沢栄一にゆかりのある土地を歩きながら、各スポットで、当時の情景を演劇で分かりやすく表現する、という企画です。
9月の本番に向けて、市内の高校・大学生16人が集まり、チームに分かれて各スポットで披露する演劇の制作を行いました。演劇経験ゼロという学生も多かったのですが、講師であるSPACの奥野晃士さんの指導を受け、各チームで現地に取材に行ったり、当時の静岡について調べ、脚本についても自分たちで作り上げました。
本来であれば秋空の下、学生の熱演を披露する……予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うまん延防止等重点措置、緊急事態宣言の発令により、まちを歩くイベントは中止することとしました。それでも学生たちはオンライン上で練習を重ね、当日は演劇部分のみですが、ライブ配信を行いました。この様子は後日YouTubeにて配信する予定です。多くの方に見ていただき、渋沢栄一と静岡の関係について、これを機に知ってもらえればと思います。