東部生涯学習センターでは、常葉大学さんと共催で10月2日(土)より「英語で読み解く国際ニュース」(全3回)を開催しています。
第1回は「新語・流行語からニュースを斬る」です。日本の新語・流行語大賞とアメリカ・イギリスの類似のものを比較し、見えてくる傾向の違いを考えるところから始めました。
近年、日本では「そだねー」(2018年)、「ONETEAM」(2019年)といったスポーツ関連の言葉が大賞を受賞しています。
2020年を例に比較してみると日本は「3密」、アメリカは「pandemic」(パンデミック)といったコロナ関連の言葉でした。イギリスでは「word of the unprecedented year」(前代未聞の年の言葉たち)が選ばれました。コロナを含めて色々なことがありすぎて一つに絞ることができないから、というのがその理由だそうです。
この「word of the unprecedented year」の中にはどんな語が含まれているのか。その言葉の使用量がどれくらい増えたのかを示すグラフとともにクイズ形式で見ていきました。
やはりコロナ関連の言葉も多いようですが、オーストラリアで2019年末から1月に発生した「bushfire」(低木林火災)のような環境関連、米国に端を発した人種差別反対運動「Bluck lives Matter(BLM)」といった社会事象も数多く含まれているそうです。
2021年も残り3ヶ月。今年は各国でどんな言葉が選ばれるのでしょうか。予測したり、発表後に見比べてみても面白いかもしれませんね。(T.O)