大里生涯学習センターでは、10月14日から「地域の植物でマップと押花づくり(全3回)」を開催しています。本講座は、隣接する大里中学校の特別支援学級の生徒と一緒に、センター周辺地域に育つ植物を採集し、植物マップと押花の作品をつくるという内容です。
初回はセンターの外へ散策に行き、材料となる植物を集め、押花を押す工程までを行いました。散策の最初は、どういった植物に目を向ければいいのか迷っていた受講者でしたが、地味なものや虫食いのあるものまで集めていく講師の姿を見て、だんだんと積極的に植物を探すようになっていきました。
採集した植物を押花にする作業も、乾燥しやすいものを選ぶ必要があったり、厚みのあるものは花びらを1枚1枚バラバラにして押したりと難しい部分がありましたが、講師のアドバイスにより、全員が作業を終えることができました。
大里中学校特別支援学級の生徒と一般の受講者、それぞれの自己紹介から始まった今回の講座ですが、様々な会話をしながら植物を探す姿が見られ、とても良い雰囲気で初回を行うことができました。第3回では今回集めた植物を使い、押花の作品をつくります。身の回りにある植物で、どんな作品ができあがるのか楽しみです。(E.S)