駿河生涯学習センターでは10月9日に「来・て・こ ファミリーコンサート -ピアノでめぐる世界の旅-」と題して、ピアニストの中川眞里子氏にお話を交えながら演奏して頂くプログラムを実施しました。
旅の始まりは、日本の素敵な唱歌「ちいさい秋みつけた」でした。感染対策として歌うこはできませんでしたが、全身で感じ心に染みるピアノの調べを堪能しました。
舞台はロシアへ移り、「秋の歌」でチャイコフスキーの世界に引き込まれました。
フランス 〜 ドイツ 〜 オーストリア 〜 ハンガリー 〜 アルゼンチン 〜 イタリア 〜 ポーランド と旅は進み、各国ゆかりのある作曲家 ドビュッシー、 バッハ、べ―トーヴェン、モーツァルト、リスト、ロドリゲス、バガーノの作品を味わい、「ラ・クンパルシータ」と「黒猫のタンゴ」では独特なリズムに胸を踊らせました。
旅の終わりはポーランド。「子犬のワルツ」「ノクターン 嬰ハ短調」「幻想即興曲」とたっぷりショパンの作品を満喫しました。
小さなお子さま連れの家族も安心できるように、ホールのドアを開放したり、職員から演奏時間を上手に過ごすヒントを紹介したり、ご来場の皆様にも協力を頂きながら工夫して行いました。
終了後、「旅気分を味わえた」「久しぶりのコンサートで嬉しかった」「解説が分かりやすかった」などの声が寄せられました。不自由な日常が続く中、ピアノの調べで、心を癒し想像力を働かせた旅を楽しむことができたのではないかと思います。 (A.K)