東部生涯学習センターでは10月より東部防災講座シリーズを開催しています。
10月は2講座開催しました。
12日に開催した「静岡DWATに学ぶ災害時の福祉や介護」では、静岡DWAT事務局である静岡県社会福祉協議会の方をお招きしました。DWATとはなんでしょう?聞きなれない方も多いかと思いますが、災害派遣福祉チームのことです。東日本大震災等の教訓を踏まえて、災害時に避難所等で福祉・介護の専門的な視点で支援活動を行うために設置されたものです。今回は西日本豪雨や熱海の土砂災害といった過去の活動報告をもとに日常の備えについて学んでいきました。特に避難所運営のポイントについては質疑応答も活発に行われ、避難所運営の主体となる地域住民の方や福祉専門職の方の意識の高さを感じるものでした。
26日の「家庭内の防災対策」は、静岡県地震防災センターの地震防災アドバイザーの方を講師に迎え、災害とは何か、その概要から改めて学んでいきました。災害と一口にいっても地震、風水害、津波被害、土砂災害など地域ごとに備えるべき対象は異なります。自分の住む地域がどういった災害の危険性があるのか、ハザードマップを見ながら確認していきました。敵を知り己を知れば百戦危うからず、ではありませんが情報収集の重要性を再認識できました。