南部勤労者福祉センターでは、11月27日(土)に講座「楽しく学ぶ!12か月の美味しい野菜教室」を実施しました。
南部勤労者福祉センターは、健康文化交流館「来・て・こ」の2階。今回の会場は、3階にある駿河生涯学習センターの調理室(料理工房)です。
ちなみに、1階は小鹿老人福祉センターで、「来・て・こ」は3つで1つの複合施設として、こんな風にお互い持ちつ持たれつ運営しております。
それで、今回の「美味しい野菜教室」。講師は、温活士で、食生活アドバイザーで、野菜ソムリエで、腸育コンシェルジェでもある、有賀久美先生。
前半は野菜の見分け方など知識を深める座学、後半はお持ち帰り用のピクルスとディップソースの調理、という2時限の野菜教室です。
前半の座学では、先生と受講者の皆さんが車座に。自己紹介から始まり、「野菜の重さ当てゲーム」やクイズ、先生おススメの月毎の旬の野菜紹介、といった流れで進行。先生をハブに言葉が交わされ、皆さんの緊張も解れていく様子でした。
ハイライトは、7名の受講者の皆さんに発表いただいた「あなたの好きな野菜ベスト3」。折角ですので、こちらの講座レポートで、講師&ご受講生の8名の方のベスト3を、集計してランキングにしてみます!(1位を3ポイント、2位を2ポイント、3位を1ポイントとします)
1位 たまねぎ (7pt)
2位 ブロッコリー (6pt)
3位 きゃべつ、ダイコン、レンコン (5pt)
4位 ゴボウ、トマト (4pt)
5位 きゅうり (3pt)
6位 ねぎ、レタス (2pt)
7位 クレソン、さつまいも、ニンジン、長なす、パクチー (1pt)
個人的にはじゃがいもが圏外だったことに意外な気持ちでした…。
やがて野菜教室は、後半のピクルスとディップソースの調理に。
ピクルスは、大根、レンコン、パプリカを切り、ピクルス液を作り、容器に詰めるという行程。ディップソースは、味噌やみりんなどの材料を混ぜ合わせるという行程で、どちらもシンプルな内容でしたが、不思議なもので、一緒に料理をすると、自然と和気藹々としたムードが生まれてくるものなのですね。調味料の分量を確認し合ったり、マスク越しに受講者の皆さんの笑顔が交わされておりました。
コロナ禍の中で、誰かと一緒に作業をすること、特に見知らぬ人同士で一緒に作業をすることは、それ以前より減ってしまったかと思います。一緒に作業をすることは、オンライン上でもできますが、それでも、短い時間で和気藹々としたムードが生まれるほどの、気持ちの伝搬の早さは、生身の人同士だからこそのものだと思います。
調理終了後、再び車座になり感想を交わした際に受講者の方が仰った「人間同士のふれあいは重要だと思った」という言葉がとても印象深く残っております。(T.Y.)