静岡市東部生涯学習センターでは、12月1日より「俳句のいろは〜地域の冬を詠む〜」を開催しています。
この講座は当初9月に「俳句のいろは〜地域の秋を詠む〜」としての開催を予定していましたが、緊急事態宣言の発令を受けて延期となっていた講座です。
初回は座学です。先人たちが詠んだ句を鑑賞しながら五七五の十七音で作りや季語を一ついれるといった俳句の基本的なルール俳句の成り立ちを学びました。
2回目はセンター周辺で吟行(ぎんこう)し、俳句を作りました。前回、冬の季語として学んだ「綿虫(雪蛍とも)」にも遭遇することができました。晩秋から初冬の頃、綿毛のような小さな虫が、ゆっくりと飛んでいるのを見たことがある人も多いのではないでしょうか。一部地域では冬を告げる虫と言われていますが、知らなければ「ただ、虫が舞っている」と素通りしてしまうものだと思います。センターに戻ったあと、吟行で見かけた光景や生き物を題材に句を作り、お互いに発表・鑑賞しました。
次回、3回目は最終回で句会を予定しています。受講者の皆さんはどんな句を作ってくるのでしょうか。(T.O)