藁科生涯学習センターでは、昨年の4月から「綿〜種まきからの紡ぎと織り〜」を開催し、1月に全ての日程が終了しました。綿の種植えから始まり、栽培・収穫し、糸を紡ぎ、精練と染色した糸で手作りの織り機を使って作品制作までを行いました。
4月は綿の育て方を学び種を植えました。植えた鉢は各自持ち帰って栽培し、綿を収穫しました。
10月からは糸づくりを行い、まずは糸の紡ぎ方を練習しました。糸はスピンドルという見た目がコマのような道具を使って紡いでいきます。紡いだ糸は既成の物と違って、細かったり太かったりしますが、その糸を使って織ると世界に二つとないとても味のある作品ができます。そして織り易くするため鍋で精練したあと、玉ねぎの皮とレモングラスで草木染めをしました。
最後にできあがった糸を使って、ダンボールを使った手作りの織り機で布を織りました。でき上がった作品はコースター、ペンケース、しおり、髪飾り、お子さんのネックウォーマーなど、受講者の皆さんがそれぞれ自分のアイデアを活かした個性豊かなものばかりでした。
藁科生涯学習センターでは、今後も楽しく体験しながら学べる講座を開催していきます。ぜひお申込みください。(T.O)