東部生涯学習センターでは、1月29日の土曜日に「麻機自然観察会〜冬鳥の観察〜」を開催しました。
麻機自然観察会は麻機遊水地や巴川を会場に「野鳥」「植物」「昆虫」「魚類」など、様々な視点から自然を観察する講座で、当センターの恒例イベントとなっています。
麻機遊水地は広く、いくつかのエリアに分かれていますが、今回は麻機遊水地の第1工区に整備された緑地公園・あさはた緑地を主な会場として、同遊水地の第4工区にも少し足を延ばしました。
野鳥を探しながら1時間半ほど散策し、田んぼに飛来するモズやケリ、空高く旋回するミサゴ、水面を泳ぐヨシガモ等20種類近くの鳥を観察することができました。
綺麗な羽根の色から空飛ぶ宝石とも呼ばれるカワセミは、毎年参加者に大変人気なのですが、この日は声がすれどもなかなか姿は見えず。「さあ集合場所に戻ろう」という終盤になってやっと発見でき、かなり遠目ではありましたが、望遠鏡越しに特徴的な青い羽根を見ることができました。
遊水地だからこそ見られる鳥ばかりでなく市街地でよく見かける見慣れた鳥もいましたが、改めて観察してみると、思いのほか声がかわいらしかったり、羽を広げると想像以上に大きく見えたりと新しい発見がありました。
コロナ禍でなかなか遠出ができない状況ではありますが、こんな時こそ身近な自然に目を向けてみてはいかがでしょうか。
見慣れていると思っていた風景や生き物にも新たな一面が見いだせるかもしれませんよ。
東部生涯学習センターでは、来年度も自然に親しむ講座を複数開催する予定です。
お楽しみに!(M.S)