長田生涯学習センターでは、2月に「認知症と人生設計〜老後生活備えて安心〜」を全3回で実施しました。
新型コロナウイルス感染症の流行もあり、予期せぬ時に後悔しないようにしっかり備えたいと多くの方にご参加いただきました。
講座では、講師が自身の介護経験、遺産相続時に起きた問題などを例にあげ、延命処置にかかるお金や介護負担の話、遺産を分割する際のポイントを分かりやすく解説しました。
また、講師お手製のエンディングノートが初回に配布され、「市販されているエンディングノートよりも残された家族を思った細やかな書き込み要素を考慮した」という説明があると、受講者は、特に重要と思われる項目に印をするなどしながら、ノートに目を通していました。講座終了後も講師へ質問する受講者も多く、講師も質問に対して丁寧に回答していました。
講座終了後に取った受講者アンケートには、「この講座をきっかけに終活を始めます」や「自筆で遺言書を書きます」という感想があり、老後の生活設計に関する知識や意識の向上が窺えました。
長田生涯学習センターでは、これからも様々な講座を企画していきます。皆様のご参加をお待ちしております。 (M.O)