藁科生涯学習センターでは、5月から7月にかけて「藁科家庭教育学級 知っておきたい『勉強』のはなし」(全5回)を実施しています。
5歳から小学4年生の子どもの保護者の方を対象に、 「家庭学習」を進めるうえで知っておいていただきたいポイント等を紹介する講座です。
5/18(水)の第1回は臨床心理士・公認心理士の澳塩渚先生を講師に招き、「小学生の課題と学習の進め方」についてお話をしていただきました。
小学生になるまでの、乳児〜幼児期の発達の過程についてのお話から始まり、どのような体験を通して子どもが学習していくのかということをご説明いただきました。
そして小学生になると、子どもは「自立した1人の人間」へと成長していくことで、それまでに得た経験や知識から抽象的な思考をすることが可能になっていくということでした。
さらに12歳以上になると、プラスとマイナス、光や音、歴史等の「目に見えない世界」を勉強することになるため、知識を応用して想像する力が必要になってきますが、この抽象的な物事の理解が難しいということでした。
最後の質疑応答の時間では、保護者の方々が現在抱えている疑問や悩みを、講師に積極的に質問していました。
家庭教育学級は、藁科生涯学習センターだけでなく他のセンターでも開催しております。
学んでいただいたことを、子育ての中で活かしていただければ幸いです。(T.O)