「父と子どものフラワーアレンジメント」は3歳以上の未就学児と男性保護者が協力してフラワーアレンジメントを行い、男性の育児参加のきっかけ作りとその支援を目的として開催されました。母の日が近いということもあり、花材は赤いカーネーションやガーベラなど母親向けの華やかなもので、ラッピング用のペーパーやメッセージカードなども用意されました。
講師は、花の名前の紹介から特徴や扱い方までを種類ごとに解説しながら進めたので、参加者は学びながらアレンジメントの作業をすることができました。最初は子どもが主になって作業をしていましたが、1時間ほど経過すると飽きてしまう子どもも出てきました。しかし、男性保護者が積極的に参加し、子どもに声掛けしながら仕上げていきました。
講座終了後のアンケートには「初めてだったが楽しかった」や「花がきれいでドキドキした」という受講者の声があり満足した様子をうかがうことができました。フラワーアレンジメントを子どもとの共同作業として行うことにより、男性保護者に育児に関わることの楽しさを体験する機会を提供することができ、男女共同参画社会を推進する講座の一つとなりました。(C.S)