北部生涯学習センター美和分館では、7/2(土)に小学生対象講座「竹の水鉄砲をつくろう!」を開催しました。
はじめに静岡市沼上資源循環学習プラザ(しずもーる沼上)の職員から竹林について学びました。
昔は様々な竹の特性を活かし人々の生活に根付いた身近な生活素材として親しまれていましたが、プラスチック等の工業技術が発展する中で、竹の需要は徐々になくなり、管理されなくなった竹林が拡大を続け多くの放置竹林が生まれてしまったそうです。
放置竹林による日照の変化が他の植物に影響を与えたり、竹の保水力の少なさが土砂災害にも繋がるそうです。資源を有効活用する大切さを学びました。
後半はいよいよ竹鉄砲づくりです。錐(きり)で竹の節に穴を開けたり、布をタコ紐できつく結んだりと、慣れない作業に小学生の受講者は奮闘した様子。竹筒の隙間から水が逆流しないように何回も調整を繰り返して、いよいよ完成です。
最後は外でびしょ濡れになるまで水を飛ばしました。自分の手で苦労した分、愛着のわく水鉄砲ができました。
8月も「めざせ!セミのぬけがら博士」など小学生夏休み向け講座を開催予定です。
夏の思い出に生涯学習センターの講座に参加してみてはいかがでしょうか。(N.T)