「チャレンジ!静岡の雲で天気予報!」(西部生涯学習センター)
西部生涯学習センターでは、7月17日に小学校3〜6年生を対象とした「チャレンジ!静岡の雲で天気予報!」を実施しました。この講座では、常葉大学准教授であり気象予報士の資格を持つ山根悠介氏を講師に招き、天気や雲のしくみについて学びました。
初めに、雲ができる仕組みや雲の種類についての解説を聴き、次に気圧や雲に関する実験を行いました。実験では、講師がプラスチックの入れ物に真空状態をつくりだし、気圧がどれだけ強い力であるのかを感じてもらいました。また、ペットボトルとソーダキーパーを使って簡単に雲をつくる実験を子どもたち一人ひとりに行ってもらい、雲が発生するしくみを学んでいきました。子どもたちは白く曇った水蒸気が浮かびあがるのを見て驚いた様子で、実験を繰り返している姿が印象的でした。
最後に、屋外で雲の観察を行いました。前半で学んだ知識を活用し、ワークシートにその日の気象条件や雲の様子を書き出しました。
アンケートでは「雲の名前や天気のしくみについて知れたのでよかった」、「雲の種類を丁寧に教えてくれたのでおもしろかった」等の声を頂きました。
自分で雲をつくったり、実際に雲を見たりして体験しながら学ぶことで、より子どもたちの知的好奇心を刺激できたのではないでしょうか。 (H.T)