長田生涯学習センターでは、8月3日(水)に小学生15人を対象として「左官職人に学ぶ泥だんごづくり」を実施しました。
講座では、左官とはどのような仕事をしている人なのかという話から始まり、職人が白くきれいな壁を、こてを使い、手作業で仕上げることなどを学びました。昔ながらの漆喰を使用した建物はお寺や神社などにしかなく、子どもたちは見かける機会が少なくなってしまっているため、講師の話に興味津々な様子でした。
講師の話を聞いたのちに、実際に左官の技術を体験する泥だんごづくりを行いました。まずは講師が予め用意した泥だんごの芯に白い漆喰を塗っていきます。漆喰を初めて触る小学生は、その感触を指で確かめながら均等に塗っていきました。漆喰はすぐに乾くため、乾かしながら何度か塗り重ねていき、おおむね白い漆喰が均等に塗り重ねられたところでその上にさらに色が付いた漆喰を塗り重ねました。色が付いた漆喰は色とりどりあり、どんな色にするか迷うほどでした。自ら色を混ぜ合わせて紫や青緑など個性的な色の泥だんごを作る子どももいました。仕上げに小さな瓶の口部分を泥だんごの表面に当てて擦りながら磨いていると、不思議なことに泥だんごはピカピカになるため、子どもたちは一生懸命思い思いのピカピカの泥だんごを完成させました。
長田生涯学習センターでは、物づくりや実験など、様々な講座を実施しています。今後も苔テラリウムや、じいじばあばとさつま芋掘り体験など幼児から大人まで体験できる講座を企画中です。ぜひ長田生涯学習センターのホームページをチェックしてくださいね。(Y.S)