夏らしい暑い日が続きますね。
みなさんは夏の暑さを和らげてくれるような、涼やかな色の染物「藍の生葉染」をご存じですか?
北部生涯学習センター美和分館(アカデ美和)では、8/10(水)に「藍の生葉染体験」を開催しました。
「藍染」というと、青よりも深い濃い藍色を思い浮かべますよね。「生葉染」は、澄んだ水のような少し緑がかった水色が魅力的な染めの技法です。
新鮮なタデ藍の生葉を収穫する夏の時期にしかできない、少し特別な染め方です。
講座では、茎と葉を選別するところからスタート。ボウル一杯の葉をミキサーにかけ、生葉染液を作ったら、割りばしや輪ゴムで思い思いの模様の型をつけた絹のハンカチを染めていきます。水ですすぐと透き通るような水色に染まったハンカチが現れ、受講者の皆さんからは驚きの声が上がりました。
染めた人によって模様も色もそれぞれ違う生葉染のハンカチが染め上がり、染物の良さと楽しさを感じてもらうことができました。
静岡の郷土工芸「駿河和染」のひとつ「藍染」を知ってもらいたいと企画したこの講座ですが、9月には藍染の技法でトートバッグを染める「
おやこで藍染体験」(9/17・土)と「
藍染のトートバッグづくり」(9/18・日)を開催します。
みなさんも、静岡の郷土工芸「藍染」を体験してみませんか? (K.O)