藁科生涯学習センターは、8月3日に静岡市服織児童館と共催で「藁科おはなし広場〜戦争のおはなし〜」を開催しました。戦争体験者のお話や、戦争に関する図書の読み聞かせを通して、戦争の悲惨さや平和の大切さについて理解を深めることを目的に毎年実施しています。
講座では、静岡市在住の戦争体験者の方から、ロシアとウクライナの話も交えながら当時の生活や伝えられていた情報、教えられていたものの考え方などについてお話をしていただきました。
また、図書の読み聞かせは藁科図書館職員の方が行ってくれました。戦争に関するいろいろな絵本と紙芝居が紹介され、戦争中に生きる人間の苦しみ・悲しみや世界中でおこった戦争の様子が伝えられました。
講座終了後のアンケートでは、「平和を大事にしていきたい」、「戦争のことを知れてよかった」、「戦争のことをもっとくわしく知りたいと思った」などの感想が寄せられ、戦争によって起こる様々なことがらを学ぶことで、戦争や平和に対する意識が高まりました。
戦争体験者の高齢化が進み、戦時中にあったことを聞ける機会が減ってきていますが、戦争の恐さや悲惨さをこれからも語り継いでいくため、今後も継続して実施していきたいと思います。
(M.H)