長田生涯学習センターでは、清水漁業協同組合用宗支所、静岡市水産漁港課と共催で、「用宗漁港でシラスを知ろう」を実施しました。
実はこの講座、コロナ禍以前は毎年開催していたのですが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため2年間の中止をしていました。今年も悪天候による延期を経て、どうにか夏休みが終わる前に講座を開催することができました。
講座当日は天候に恵まれ、講座開始時刻には参加者40名が集まり、ちょうど漁から帰ってきたシラス漁船の水揚げの様子を見学することができました。漁師さんが水揚げしたばかりのシラスをガラス瓶に入れて見せてくれ、シラスの透明度の高さを子どもたちは食い入るように見ていました。
その後は静岡市水産漁港課の職員による「しずまえ」のお話を聞きました。駿河湾でシラスが採れる理由などを、スライドを使ってわかりやすく説明してくれました。子どもたちも熱心にメモを取りながら聞き、親子でシラスについて学ぶことができました。
最後に、待ちに待ったシラス漁船の乗船体験を行いました!
大人も子どももライフジャケットを身に着けて、船に乗り込みました。用宗港を出て沖に向かう揺れる船の上で、漁師さんが平然と「写真撮ってあげようか」と声をかけてくれ、そのバランス感覚の高さに驚きました。沖の眺めがよい場所まであっという間に到着し、船の速さと船長さんの運転の上手さに感心しながら、楽しむことができました。
長田生涯学習センターでは、海をテーマにした様々な講座を実施しています。今後も海の魅力を発信していきますので、ホームページや広報しずおかをチェックしてくださいね♪ (Y.S)