南部生涯学習センターでは、9月4日、11日の2回にわたって「やさしい日本語ってなに?」を実施しました。やさしい日本語とは、普段使われている言葉よりも簡単で
外国人にもわかりやすい日本語のことで、小さな子どもや
高齢者、障がいをもった人など、いろいろな人に配慮したコミュニケーション方法の一つです。
講師は、やさしい日本語という概念が生まれた背景や
重要性、日本各地で実践されている例について、動画等を活用しながら丁寧に解説しました。南部生涯学習センターで実施するこの講座は、昨年度に
続いて2回目です。今年度は、講座回数を1回から2回へ増やし、1回目で総論、2回目でグループワークにて実践を学ぶ構成としました。受講者の皆さんは、互いに積極的にコミュニケーションを
とりながら講師から出された課題(既存の文章をやさしい日本語に変換する実践練習)に取り組みました。講座終了後のアンケートには、やさしい日本語を学ぶ大切さだけでなく、外国人を受け入れる地域コミュニティーの重要性についても考えるきっかけになったとの感想があり、多くの方がこの講座を通じて、多文化共生について理解を深めることが
できたようです。
南部生涯学習センターでは、今後もいろいろな講座を開催します。ぜひご参加ください。(A.M)