北部生涯学習センターでは、基礎体力の向上を目的に10月〜11月にかけて「はじめてのノルディックウォーキング」(全2回)を開催しました。講師は全日本ノルディック・ウォーク連盟公認指導員である専門家を招きました。
ノルディックウォーキングは北欧フィンランドで生まれ、スキーストックのような2本のポールを使ったウォーキングです。クロスカントリー選手が夏場のトレーニングに取り入れたことで注目を浴び、全身運動の効果が高いことから日本にも広がっていきました。
第1回は「ノルディックウォーキングとは?」と題して、講師からノルディックウォーキングが誕生した経緯、運動効果等について、話を聞きました。ウォーミングアップ後はポールの持ち方、歩き方の説明を受けて、練習を行いました。本来手と足は交互に動かすものですが、ポールの使い方に気を取られ、最初は手と足が同じ方向になる受講生が続出しました。練習を重ねるうちに、自然と正しいフォームが身につき、センター周辺の公園等、約3.5Kmのコースを全員で歩きました。
第2回は前回習った歩き方のおさらいをしてから、センターを飛び出し秋山川の歩道を中心に約4Km歩きました。黄色や赤に染まる木々や小川のせせらぎ等、自然を感じながらのウォーキングに、受講生から「心身ともに気持ちがいい」といった感想が寄せられました。
皆さんが受講された理由は様々ですが、共通していたのは「いつまでも健康な体で過ごしたい」という気持ちを持っていたことです。コロナ禍でも安心して体を動かすことができ、自然を楽しむことができるノルディックウォーキングは受講生全員から継続していきたいと好評でした。
今後も老若男女を問わず気軽に継続できる運動を取り上げ、健康維持に繋がる講座を開催していく予定です。
(M.K)