長田生涯学習センターでは、長田そば打ち同好会と共催し、各1回全3回で、新そばを楽しむ講座を実施しました。
そば打ち体験は、個人だけでなく、夫婦、友人、親子といった方々の申し込みもあり、みなで楽しく体験できました。
今回の新そばは、北海道産のそば粉で、とても香りがよく、マスクをしていてもそばの香りがして、香りを楽しみながらの体験ができました。
体験では、そば粉に水を少しずつ入れて、ひとまとまりにする所から始まり、水を入れすぎてはいけないので、同好会の会員さんたちが注意を払いながら、まとめました。その後、生地を伸ばしていくのですが、丸い形から四角に、のし棒を利用して上手に伸ばすことがまた大変。手早くやらなければ、乾燥してしまうので、どっちに伸ばすのか考えながら伸ばしました。次は、切りの作業ですが、一定の太さに切ることが難しいので、恐る恐る切り始め、徐々にコツをつかむと、均一に切っている受講者が多かったです。自分で打ったそばを茹でて食べましたが、そのおいしさにびっくり。またやりたいという方も多くいました。
3回目は、そば粉を使った料理でした。ガレットやそばがき、そばいなり、そば汁粉とそば粉を使った料理がたくさん。「そば粉を使って他の料理をしたことがない」と、受講者も楽しみながら参加してくれました。そばいなりは、前日から団体の方がいなりを煮て準備してくれるなど、事前準備がたいへんでしたが、その手間の甲斐があって、とてもおいしかったです。自宅でもやってみたいとの感想もあり、そばが打てなくてもそば粉を活用して楽しんでもらいたいと思います。(Y.S)