西部生涯学習センターでは、12月1日、9日、16日の全3回で講座「水害を知り地域防災を考える」を実施しました。この講座は、水害に対する関心と防災意識を高めることを目的として、水害時に起きること、避難方法、地域での防災の現状等を学びました。第1回は、静岡大学准教授から気象庁の気候に関するデータの変動とそれが気象に与える影響について説明がありました。講師は地理学が専門で、静岡市の地質や地形の特徴についての話も聞くことができました。第2回は、静岡河川事務所副所長から、安倍川の歴史と特徴、治水事業の紹介がありました。今年9月に甚大な被害を残した台風15号の対応と対策についての解説もありました。第3回は静岡市職員から、水害時の避難方法、静岡市の取り組み及び水防団の活動について説明を受けました。