藁科生涯学習センターでは、1月11日、13日に藁科地域の郷土玩具「おかんじゃけ」の制作技術を活用して竹筆を作り、その竹筆で書き初めを行う「竹筆であそぶ〜竹筆作りと書き初め」を実施しました。
「おかんじゃけ」は竹を金槌で叩いて繊維状にしたもので、子どもが相撲の軍配やお人形にして遊んだそうです。当事業は、今では静岡・羽鳥にしかない貴重な郷土資源を後世に伝承するために、「おかんじゃけ」の周知と「おかんじゃけ」の制作技術の活用、人材育成を目的として実施しました。
竹筆は繊維の長さや量、墨の付き方などによって一本一本線が異なり、また一般的な毛筆とは異なる線が出ており、一人一人味のある作品が出来上がりました。受講者の作品は、1月31日(火)まで藁科生涯学習センター1階「おかんじゃけ紹介コーナー」で展示を行っていますので、どうぞご覧ください。
今後も藁科生涯学習センターでは「おかんじゃけ」に関連した講座を開催し、地域の文化の伝承とそれを後世に伝える人材育成を図っていきます。
(M.H)