葵生涯学習センターでは、11月5日(土)〜2月18日(土)に、「学習支援人材養成講座(全5回)」を実施しています。
学習支援とは、生活が苦しい、学校に馴染めない、日本語が不自由などの様々な困難を抱えている子どもに、
居場所や学習機会を提供する支援です。本講座では、8名の受講者が講義やワークショップを通して、
学習支援を必要とする子どもの背景を知り、支援活動を始めるためのノウハウや心構え等を学んでいます。
1月21日に実施した第4回では、受講者3名が企画した支援活動について発表を行いました。
高齢者グループホームの敷地に開設された駄菓子屋を拠点とした子どもの居場所づくり、保護者の心にも寄り添う
地域密着型の学習室、実験や工作を通じて子ども達に科学を身近に感じてもらう教室。どれも受講者の想いが詰まったユニークな企画でした。
発表後は、それぞれの企画に対する懸念事項や改善案について活発な意見交換がなされました。
受講者アンケートには、「自分の意見を発表し、他者の意見を聞くことで考えがまとまってきました」、
「いろいろな方の学習支援に対する思いや方法を知ることができ、参考になりました」等の感想が寄せられました。
次回はいよいよ最終回を迎えます。本講座をきっかけに、受講者の皆さんの企画が実現に近づくことを願っています。
(S.I)