北部生涯学習センターでは、1月〜2月にかけて家庭教育学級「〜子育て応援プロジェクト〜じぶんに自信がつく子育て術」(全5回)を実施しました。子育て中の保護者を対象に、子育ての悩みをひとつでも解消したり、仲間づくりの場を提供することを目的に毎年開催しています。
講師はカウンセラーや幼稚園園長等、各分野で活躍されている方を講師に招きました。今年度は、保護者が自分の子育てに自信を持つことをテーマに、良好な親子の関係づくりや保護者自身の心のケア等をプログラムに盛り込みました。
講師からは子どもとの良好な関係を築くために、子どもの意見を否定しない、子どもの話に相槌を打つ等、具体的な方法に加え、子どもの可能性を引き出すコミュニケーションスキルや子どもの自己肯定感を高めるほめ方等も学びました。
また、心のケアについても取り上げ、保護者自身がもえつき度チェックのテストを行いました。結果はもえつき度が高かったため、一人で抱え込まない考え方や趣味等で気持ちを切り替える時間を作ることを学びました。この他に、自分の気持ちを話したり、悩みを打ち明けるワークショップも行い、受講生同士が打ち解けるきっかけになりました。
どの回も質疑応答の時間に多くの質問が寄せられる等、より良い子育て術を学ぼうとする積極的な姿勢が見受けられました。アンケートには「学んだ良い接し方を続けていくうちに、子どもに良い影響があった」、「子育てに自信がなくなっていたが、子どもへの対応方法や子育てへの考え方を学ぶことができて良かった」、「親の心も楽になる講義だった」等の多くの意見が寄せられました。
来年度も引き続き、家庭教育学級を開催する予定ですが、4月に「ほくぶおはなしバスケット」や「ゲツワン!子ども寄り道ひろば」等、親子で楽しめる子育て講座やイベントも計画しています。ぜひご参加ください。
(M.K)