葵生涯学習センターでは、1月29日から3月5日の期間中にNPO法人まちなびやと共催して「こども10円商店街(全4回)」を開催しました。
本講座は、小学生が2〜3人のグループで商品やサービスを提供する「自分の店」を企画運営する体験を通して、
商品の価値や労働に対する意識を高め、社会のしくみを知る機会を提供することを目的としています。
1、2回目は店の企画や商品づくりのほか、接客の基本を学ぶ「店長会議」を実施し、3回目は「アイセルわいわい祭り」の会場にて出店体験を行いました。
令和2、3年度はコロナ禍により中止となりましたが、今回3年ぶりに一般のお客様をお迎えして開催することができました。
当日は、こども達が考えたくじ引きやスーパーボールすくい等の店に長蛇の列ができ、幅広い世代のお客様がご来店くださいました。
最終回では、売上金を2つの市民グループに寄付する「贈呈式」のほか、出店体験の振り返りを行い、「たくさんのお客さんがきてくれて嬉しかった」、「商品がすぐになくなってしまったので、もっと(商品を)準備すればよかった」、「同じグループのメンバー同士で協力するのが難しかった」等の感想が聞かれました。
店舗の企画、準備、運営の一連の流れを体験することにより、働くことの楽しさ、大変さを感じることができ、貴重な学習機会となりました。