西部生涯学習センターでは、2/5(日)と2/12(日)に静岡県からICTエキスパートの派遣を受け、ICT及びDXの基礎知識に関する講座「アフターコロナのデジタル変革」を開催しました。1回目は「パンデミックがもたらしたデジタル変革」についての講義を行いました。受講者は、働き方改革とDX、society5.0、ブロックチェーンと仮想通貨、メタバースなど、最新のデジタル技術について講師から解説を受けた後、4名程度のグループに分かれ、「5年後のデジタル社会」について意見交換を行いました。2回目は「今から始まる身近なデジタル変革」について講師からデジタル庁、DX推進計画、デジタル関連6法、マイナンバーカード、デジタルデバイド対策等の国のデジタル施策について学んだ後、スマートホームやカメラの進化例、VRによる仮想旅行の解説を受けました。その後グループに分かれ、「今から挑戦したいこと」をテーマに意見交換を行いました。
受講者は最新のデジタル技術について興味深そうに解説を聞いており、意見交換では熱心に議論している様子でした。受講後のアンケートでも「学びを進めたい」、「もっと続けて欲しい」など、講座の継続を求める意見が多く寄せられ、デジタル社会に適応したいという市民の意識が表れていると感じました。今回の講座をとおして、コロナ禍を契機として急速に展開しているデジタル変革に関する基礎知識について普及啓発を行うことができました。(H.T)