東部生涯学習センターでは、初心者向けの俳句講座「俳句のいろは」を3回にわたって開催しました。
1回目は俳句の基礎知識を学びました。俳句のルールとして、季語を1つ入れること、5・7・5の調べで詠むことを学んだ後、松尾芭蕉や与謝蕪村、正岡子規といった、代表的な俳人の俳句が紹介されました。
2回目はセンター周辺を散策して俳句を詠む「吟行」をしました。センター周辺を散策すると、蟬の抜け殻が落ちていたり、畑で茄子が育てられていたりと、俳句にぴったりな題材が見つかりました。その後、センターに帰って俳句を1句詠みました。同じ題材であっても、異なる視点から詠まれており、個性溢れる俳句が集まりました。
3回目は作成した俳句を評価し合う「句会」を行いました。それぞれ気に入った俳句を選び合い、意見交換をしました。講師から添削やアドバイスを受け、熱心にノートに書き込む参加者の姿も見られ、俳句を深く学んでいる様子でした。
その後、今後も俳句を続けたいという方が11名も集まり、新たにサークルとして活動する準備をしているところです。
また現在、東部生涯学習センター1階ロビーで、講座参加者が詠んだ俳句を展示しております。センターに立ち寄る機会がございましたら、ぜひご覧ください!(M.M)