西部生涯学習センターでは令和5年8月5日に「夏休み親子プラモデル教室」を開催しました。この講座は静岡市のプラモデルの歴史を学び、プラモデルを作ることで静岡市の産業であるプラモデル文化の振興を目的として、青島文化教材社との共催で実施しました。
前半は、静岡市におけるプラモデルの歴史や、株式会社青島文化教材社の工場での生産工程の様子を動画で紹介しました。参加親子は静岡市のプラモデルが全国シェア率8割以上だということに大変驚いていました。後半は、親子でプラモデルの組み立てを行いました。今回の講座で初めてプラモデルに触れる子どもが多い中、講師は工具の使い方等、とてもわかりやすく説明しました。また、子ども一人一人に寄り添いながら組み立て方のアドバイスを行ったので、どの親子もプラモデルを時間内に完成させることができました。
講座終了後のアンケートで、子どもからは「プラモデルをまた作りたい」、大人からは「もっとプラモデルの歴史を知りたい」といった感想が多く寄せられ、参加親子の満足度が高い講座になりました。
また、今回の講座ではプラモデルを活かしたシティープロモーションを進めている静岡市産業振興課プラモデル振興係に協力を依頼し、同課から提供を受けた「静岡市プラモデル計画」を紹介したリーフレットやノベルティのボールペンを参加親子に配布しました。これらのPRグッズにより、静岡市のプラモデル文化や静岡市の取組を紹介しました。
本講座により参加親子に対し、静岡市の地場産品であるプラモデル文化振興の機会を提供できたと考えます。今後も、参加者がプラモデル文化に触れ続けてくれたらと思います。
(R.T)