北部生涯学習センターでは、9月10日に「ほくぶおはなしフェスタ」を開催しました。今年度で6回目となる、地域の子どもたちに人気のイベントです。
3つの部屋で行われる読み聞かせは、各おはなし団体さんの特色を活かした構成で、可愛い手ぶくろ人形や弾き語りと詩の朗読、絵本の内容に合わせた風船ネコのカードのおみやげ付きなど、どれも楽しいものばかり。子どもたちは目を輝かせて聴き入っていました。
1つだけでなく、いろいろな団体さんの読み聞かせを楽しんでほしいという思いで「おはなしを2つ聞けばクジが引ける!」スタンプラリーも企画したのですが、台紙を回収してびっくり。ほとんどの参加者さんが3部屋すべてを楽しまれました。
また、3階ホールでは「科学あそび〜ひかりでなぞをときあかせ!〜」を実施。赤いセロファンと緑のセロファンでメガネをつくり、そのメガネを通して見える暗号に従って館内を探検しようという、おはなしフェスタ初の試みです。
センターに来たことのある子も知らなかった和室を発見したり、イベント用の飾りつけのなかから正解を見つけだしたり。きょうだいやお友達と知恵を出しあって先へ進む姿が印象的でした。
ゴールに辿りつき、「どうしてこのメガネを通すと見える文字と見えない文字があるのか」について講師の先生から説明を受けた子どもたちは、参加記念の分光シートのしおりを翳し、天井を見上げていました。天井にある蛍光灯は、分光シートを通して見ると……? このなぞのこたえは、来てくれた子どもたちだけが知っています。
北部生涯学習センターでは、これからも楽しみながら学べる講座を企画しています。ぜひ皆さんでお越しください!(S.H)