西奈生涯学習センターでは9月から12月まで「漆塗りのサラダボウルづくり講座」を実施しています。
この講座は、漆塗りのサラダボウル作りを通して、静岡市の伝統ある漆塗り技法の一端にふれ、伝統工芸の魅力を紹介することを目的として開催しました。初回はサラダボウルの木地の細かな凹凸を取り除くヤスリ掛けや、土台となる木地を固めるための生漆の塗付に取り組みました。単調な作業ですが、疎かにすると漆の塗りにムラが出るなど作品作りに影響が出るため、皆さんどの作業も真剣で丁寧に取り組んでいました。作品作りの合間に漆塗りの技法や道具について講師から説明もあり、伝統工芸の技法や漆塗りの魅力を感じ取っています。
完成は12月を予定しており、完成までの道のりは遠いですが、オリジナルの作品が完成できるよう取り組んでいきます。(k.o)