東部生涯学習センターでは、9月17日(日)に谷津山再生協議会さんと共催で「秋の谷津山散策、竹の一輪挿しを作る」を実施しました。
谷津山は東西約2km、南北約0.6kmに広がっている里山で、放置竹林が問題になっています。谷津山再生協議会さんは、谷津山の環境を再生するべく、竹林の伐採をはじめ、環境整備、環境学習、調査・研究活動を行っていらっしゃいます。
最初に谷津山の放置竹林の竹を使って一輪挿しの花器を製作しました。皆さん伐採されたばかりの竹を見るのははじめてだったようで、竹の青さや硬さをじっくり観察している様子でした。のこぎりを使って竹を切り、切った竹を鉈で上から半分に割りました。花を生ける試験管を竹につけ、一輪挿しが完成!
その後、一輪挿しに生ける野草を探しに、谷津山に登って散策を行いました。ツユクサ、ヤブガラシ、ミズヒキ、ヒガンバナ等、初秋に見られる野草がたくさん生息していました。また谷津山再生協議会さんから、植物や放置竹林の問題といった、谷津山の自然環境に関する解説もいただきました。気に入った野草を摘んで、作った一輪挿しに生けていきます。野草が一番きれいに見えるようにと、皆さん試行錯誤しながら生け花を楽しんでいました。最後は皆さんの一輪挿しを並べて、鑑賞会と写真撮影を行いました。谷津山の自然のものが、おしゃれな一輪挿しに大変身!谷津山の植物と竹の一輪挿しを気に入っていただけたようで嬉しいです。
東部生涯学習センターでは、自然環境講座に力を入れて取り組んでいます。
ぜひHPの講座情報をチェックしてみてください!(M.M)