西部生涯学習センターでは、初心者向けに韓国語の基礎と韓国文化を学ぶ「旅行でも使える!かんたん韓国語講座」を4回に渡って実施しました。
第1回と第2回は韓国語を表す文字「ハングル」の表記や発音の仕組みを学びました。受講者はハングルの母音と子音を覚えた後、それらを組み合わせることによって成り立つ単語の発音を練習しました。最初は、日本語では使われない発音や複雑な組み合わせに苦労している様子でしたが、反復して発音を練習していくうちに正しい発音を習得することができました。第3回では、自分の名前や好きな単語をハングルで表記する練習を行ないました。その際、受講者は積極的に講師に質問し、分からない部分を解決していきました。
第3回の後半と第4回では、旅行やSNSで役立つ韓国語のフレーズを学びました。受講者の多くは、旅行やドラマ、アーティストなどを通じ韓国文化に興味をもっていたようで、熱心にメモを取りながら学んでいました。また、質疑応答の時間に韓国出身の講師に対し、韓国文化や講師の出身地についての質問が多く寄せられました。
アンケートには「少し自己学習をしていましたが、先生に教えていただいてわからなかったことも理解できて楽しかったです」「ぜひ韓国に旅行に行きたいです」等の感想が寄せられました。講座を通して、韓国語の基礎を学ぶと共に、韓国文化を知ることで国際理解を深める機会とすることができました。 (H.T)