11月18日「かるたで巡る大里探訪 〜地域・歴史ガイド養成講座〜(全4回)」の第3回を実施しました。
この講座で使用している「大里かるた」は、大里生涯学習センターが地域の特徴である「川と水」をキーワードとして地域の歴史・文化等を再発見する各種講座を実施し、その活動成果として受講者と協力して、平成30年3月に完成したものです。
その後かるたに登場する地点を盛り込んだウォーキングコースをつくり、毎年1コースずつセンターではウォーキング講座を開催しています。
今回は、12月17日に実施予定の「カルタで巡る大里歴史ウォーキング 〜大里の人々の祈りと願いを知るコース〜」にボランティアガイドとして参加してくださる方々と、予行練習を兼ねたコース散策をしました。
ガイドボランティアさんは解説文や楽しく学べるクイズを作ってきてくださいました。また、実際に歩くと資料を調査しただけではわからない新たな発見もありました。
例えば、安倍川沿いに建てられた「中島のいぼとり地蔵」の台座には「安永九年庚子立之十一月吉日」と書いてあり、江戸時代後期徳川家治(1760〜1786年)の時代に建てられた地蔵であることが分かりました。
「地域の魅力をたくさん知って、いろんな方にその魅力を伝えられると素敵ですね」とガイドボランティアさんの一人がおっしゃってくださいました。
皆さんもこの機会に一緒にウォーキングをして旧大里村を散策してみませんか。
12月17日の講座は現在参加受付中です。ご参加をお待ちしております。(S.F)